御朱印とは、神社を参拝した証としていただくもの。ひとつとして同じものはない、手書きの御朱印をいただくと、有難さも増し参拝した記憶も記録も残ります。
御朱印の起源は奈良・平安時代、神社仏閣で写経を書き納めた証にいただくことができた「納経受請(のうきょううけとり)の書付」だという説があります。これは、神社仏閣と参拝者とのご縁が結ばれた証でした。
神社で写経は不思議と思われるかもしれませんが、これには神仏習合の考えが影響しているようです。「神社の神様」は「仏様の仮のお姿」という信仰が広まり、神社への納経が広まっていったとされています。
やがて、納経せずとも参拝の証として「納経受請の書付」をいただけるようになり、昭和10年頃から「御朱印」という呼び名が出てきたとされています。
●まずは拝殿で参拝をしましょう。御朱印は神社の神様とお繋がりになった証。しっかりご挨拶してください。
●御朱印は「社務所」や「授与所」でいただけます。分かりやすく「御朱印」と書かれている神社もあるので、そちらへ進んでください。
●御朱印をいただきたいページを開いて、朱印帳を渡してください。
●御朱印は多くの神社で初穂料300円となっていますが、特別な御朱印などは500円の場合もあります。特に指定されていない場合は、300円をお納めする方が多いようです。
いただいた御朱印を見返す時、参拝した時のことをいろいろ思い出せると思います。忘れていた初心が蘇ったり、願ったことが叶っていることに気付けたりするでしょう。御朱印は、神様と私たちが繋がりを持てたことの証です。見返せば、いつもあなたを応援してくれている存在を感じられるはず。
ですから、御朱印をいただくだけで満足するのではなく、時より朱印帳を開いて、思いを通わせてみてください。
御朱印をいただいたその先に、「神様との繋がり」が感じられるのではないでしょうか。
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