新提案「奥宮巡り」とは
どうして奥宮巡りなのか?
さて!前述したとおり今回のコラムは、新しい時代を迎えるにあたって、神社巡りも新しい視点を取り入れてみませんか?という提案をします!
その名も「奥宮巡りをしよう!」
ひねりのないタイトルですみません。
神社をさらに深く知る・見る・感じるために、奥宮巡りしてみませんか?
箱根神社の奥宮「箱根元宮」
「奥宮」とは・・・
ひとつの神社においていくつかの神殿がある場合に、もっとも奥地にある神殿を「山宮」=「奥宮」「奥社」などと呼ぶ。対して参拝しやすい山の麓などにある神殿は「里宮」「下社」などと言う。
標高が高い山にある奥宮は開山期間にしか参拝することができない場合が多く、一方の里宮は年間を通して祭祀をおこなうことができる。すべての神社に奥宮が存在するわけではない。
例:富士山頂にある「富士山山頂浅間大社奥宮」は7月~9月頃の開山期間にしかお詣りできないが、麓にある「富士山本宮浅間大社」は年間を通して参拝できる。
メディアの名前に「奥宮―OKUMIYA―」を入れたのも、実は筆者が「奥宮巡り」が好きだからです!
奥宮って、その神社の発祥につながることが多いとっても神聖な場所です。普段お詣りしている里宮だけじゃなくて、奥宮の存在を知ることで「もっと神社の奥行きを感じてみませんか?」というような思いを込めて命名しました。
三峯神社奥宮へ続く山道
ただし、奥宮参拝はけっこうキツイ登山になることもあるので事前の情報収集をお忘れなく!
さて、ではここから編集部が実際に訪れたオススメの「奥宮」を紹介していきます。新しい神社巡りの視点として参考になれば嬉しいです♪
前半では登山しなくても参拝できる、神社発祥に繋がる聖地を紹介します。
※山頂にある奥宮に限らず、その神社の起源に繋がる場所を紹介していきます。