神社巡りに新提案!
神社に行くなら奥宮に注目せよ!【後半】

前回紹介した「神社巡りに新提案!神社に行くなら奥宮に注目せよ!【前半】」の後半です。今回はもっとディープな奥宮を紹介したいと思います!奥宮はその名の通り≪奥まったところにある≫ことが多いので、冬場は積雪のため参拝できなくなる神社も少なくありません!別記事⇒奥宮の説明はこちら
つまり春~秋の限られた時期がおすすめなのです!ぜひ準備を整えて奥宮巡りに出かけてみてください。

奥宮巡りの3つの注意点

奥宮巡りにはいくつかの注意点があります。

熱中症対策

奥宮参拝に運動はつきもの。車や公共交通機関では近くまで行けない場所がほとんどです。水分補給などの熱中症対策は必須中の必須!初夏や残暑であっても油断しないようにしましょう。身近に自動販売機があるとも限らないので事前に飲み物は準備していった方が良いです。

虫よけ対策

これも、山奥にあることが多い奥宮ならでは。虫よけ製品を準備しましょう。また、黒い洋服はハチに狙われやすいと言われています。明るくより白に近いウエアがおすすめです。

一人では行かない

奥宮巡りは、複数人でいくことをおすすめします。理由はより安全だからです。場所によっては足元が滑りやすいなど、100%安全とは言えない場所もあります。一人での参拝はご遠慮くださいとお知らせしている神社もあるくらいです。それくらい秘境の地にあるのが奥宮!ということですね。

以上のようなことを意識して、神社の奥深さに触れる「奥宮巡り」に出かけてみてください。では、実際に編集部が訪れた奥宮(またはなかなかたどり着きにくい神社)を紹介していきます。

新屋山神社(山梨県)

金運神社として密かに話題!知る人ぞ知る奥宮

≪新屋山神社 基本情報≫
ご祭神:大山祇命、天照皇大神、木花開耶姫命
創建:天文三年(西暦1534年)
 
富士山のおひざ元、山梨県側の新屋(あらや)という地域にある山神社のことを「新屋 山神社」と言います。神社名からも分かるとおり、山の神様=大山祇命(オオヤマツミノミコト)をおまつりしている神社です。

新屋山神社の鳥居と拝殿

山の神は「衣・食・住」の基本となる神様として昔から信仰をあつめていました。
そして今では
・金運上昇
・商売繫盛
・農林業繁栄
などの御神徳があるとされています。

なかでも本宮から車で40分ほど山の奥に入った富士山二合目「へだの辻」にある奥宮は、金運上昇のパワーがすごいと噂が噂を読んでいるのです。

新屋山神社奥宮

新屋山神社奥宮の祠

この小さな社の前に大行列ができていました!昔はここにストーンサークルのようなものがあったそうです。今は整備されてしまいましたが、それでも特別な空気感があります。
 
自営業をしている人なら神社に興味がなくても知っている人が多いくらい、この奥宮は有名です。中には毎年訪れているという経営者も。
 
毎年11月下旬頃から4月末頃までは林道閉鎖にともなって、奥宮参拝もできなくなります。最新情報をチェックしてお参りください。 

新屋山神社
住所  :〒403-0006 山梨県富士吉田市新屋1230
アクセス:新屋山神社から車で約40分 社務所で案内図をいただけます
参拝可能期間:4月末のゴールデンウィーク頃~11月下旬

湯殿山神社(山形県)

多くを語ることが許されない聖地

≪湯殿山神社 基本情報≫
ご祭神:大山祇命、大己貴命、少彦名命

湯殿山神社は、山形県鶴岡市に鎮座する出羽三山神社のひとつです。出羽三山神社は第三十二代崇峻天皇の皇子・蜂子皇子が開山した「羽黒山」をはじめ、「月山」「湯殿山」のそれぞれに創建された神社のこと。標高1500Mの湯殿山に創建された湯殿山神社は、出羽神社(羽黒山)の奥宮とも言われています。

湯殿山神社の大鳥居

湯殿山神社の大鳥居

湯殿山神社は巨大な岩を御神体とする神社で、その御神体を見られる・触れることができる非常に珍しい神社です。しかしその代わり写真は絶対禁止!靴も禁止で裸足で参拝しなければなりません。さらに「語るなかれ、聞くなかれ」と古くから伝わり、その全容は参拝した人にしか分からないのです。
編集部も実際に参拝しましたが、ここほど「神様の存在」を、視覚・聴覚・嗅覚・触覚で感じることのできる神社は他にないのではないでしょうか。

「語るなかれ」なのでこれ以上は話せませんが、とても有難さを感じる神社です。閉山時は深い雪に覆われますが、その分自然のエネルギーで満たされる湯殿山。開山時期にぜひ訪れてみてください。

湯殿山神社
住所  :〒997-0532 山形県鶴岡市田麦俣六十里山7
アクセス:湯殿山神社参拝バス乗り場から、徒歩または専用バス
参拝可能期間:4月末のゴールデンウィーク頃~11月上旬

貴船神社(京都)

奥に行くほど神威極まる水の聖地

≪貴船神社 基本情報≫
ご祭神:高龗神
 
縁結びの神社、水の神様をまつる神社として有名な貴船神社。京都の貴船山と鞍馬山の狭間を流れる川に沿って3つのお社が建っています。
手前から、本宮・結社(ゆいのやしろ)・奥宮が並び、一番坂の上の方にあるのが奥宮です。ここに玉依姫命が黄色い船に乗ってご降臨されたのが、貴船神社の発祥と言われています。

貴船神社の奥宮

貴船神社の奥宮が創建の地

貴船神社の奥宮は非常に気が強いところ。本殿の真下には「龍穴」という大きな穴があって、誰も見ることが許されない神聖な場所となっているのです。

また、「丑の刻詣り(うしのこくまいり)」の起源もここ貴船神社の奥宮にあります。
※丑の刻詣り…橘姫という女性が、丑の刻にお詣りして男に呪いをかけたという伝承

これは、神様が"丑年の丑月の丑日の丑刻"に降臨されたという故事によるもので、それくらい丑の刻というのは霊験あらたかだということを表していると考えられます。

決して「丑の刻=呪い時間」というわけではなく、人々の心願成就に良い時間なのです。

丑の刻とは

ただし、日本の神様は元来「畏れ多い存在」。そんなピリッとした雰囲気を醸し出しているのが、貴船神社の奥宮になります。

山深い貴船のあたりは急な天気の変動もあるので、気を付けましょう。また駐車場も限られているので公共の交通機関で行かれることをおすすめします。

貴船神社
住所  :〒601-1112 京都市左京区鞍馬貴船町180
アクセス:叡山電車「貴船口」駅、京都バスに乗り換え「貴船」下車
     ※貴船口駅から徒歩の場合は約30分
参拝可能期間:通年

宗像大社 中津宮(福岡県)

沖ノ島に迫る中津宮

≪宗像大社 中津宮 基本情報≫
ご祭神: 湍津姫神
御鎮座:大島
 
宗像大社の起源は、古代から祭祀がおこなわれていた形跡が残っている沖ノ島です。沖ノ島は昔から女人禁制で今も基本的には神職が10日交替で一人滞在しているのみ。男性でも限られた人が限られた時にしか上陸することが許されていません。
そんな沖ノ島には行けませんが、中津宮がある大島には老若男女誰でも行くことができます!本土から約11km離れた大島は今でも住民が多く住んでいる福岡県内最大の島なのです。

宗像大社の中津宮の社殿

中津宮には「七夕伝承」が伝わっています。
境内には牽牛社(けんぎゅうしゃ)と織女社(しょくじょしゃ)があり、その間を天の川が流れているのです。

宗像大社の中津宮にある天の川

島の北側には沖ノ島遥拝所があり、天気の良い日には沖ノ島を見ることができます。

大島にある沖津宮遥拝所

世界遺産にも登録されている宗像大社。大昔から朝鮮半島や中国大陸の玄関口であったこの地で、国家的な祭祀(沖ノ島)が行われていたことを考えると壮大なロマンが広がります。そしてその神聖さを守ってきた先人たちへの思いも募ります。
興味がある方はぜひ、沖ノ島に一番近付ける大島へ渡ってみてください。

宗像大社 中津宮
住所  :〒811-3701 福岡県宗像市大島1811
アクセス:大島渡船運航についてはこちら
参拝可能期間:通年

まとめ

今回おすすめした奥宮めぐりは、
「新屋山神社 奥宮」
「出羽三山 湯殿山神社」
「貴船神社 奥宮」
「宗像大社 中津宮」
でした。奥に行けば行くほど、その神社の歴史や発祥に想いを馳せる機会がおのずと増えてくると思います。
 
御朱印巡り、パワースポット、神社を好きになる入り口はさまざまありますが、ぜひもう一歩!神社の奥深さを知り得る「奥宮巡り」を体験してみてください。

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