田村神社
tamurajinja

田村神社 後編
~縁結び・安産・家内安全!田村神社は女性の味方だった~

創建 和銅2年(709年)
御祭神 田村大神たむらのおおかみ
御神徳 縁結び、安産、豊穣 など

讃岐国一之宮、田村神社は、香川県で最も古い歴史を持つ古社でありながら、新しい見所が次々と誕生する名所でもある。縁結び、安産、家内安全、子育て、女性の味方になってくださる神様がたくさんいらっしゃるのだ。どの神様に惹かれるかは人それぞれ。あなただけのお気に入りスポットを見つける旅に出かけよう。

奥ポイント

縁結びから安産まで祈願できる

縁結びの神様「姫の宮」

田村神社の御祭神である倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)は、卑弥呼のことだとも伝わる呪術的な力の優れた神様。そんな女神のパワーを感じられる場所の一つが、本殿の右側にある「姫の宮」だ。

田村神社の縁結び神社「姫の宮」

小さなお社だが”縁結びの神様”として人気の場所で、お社の裏には鍵をかけて願いと一緒に奉納する「鍵箱」がある。解けることのない良縁を祈願しよう。

安産祈願は「淡島社鳥居」「素婆俱羅社」

安産祈願のご利益スポットが多いのも田村神社の特徴。しかもこちらの参拝はちょっと変わっている…。

田村神社の安産祈願スポット「淡島社鳥居」

長いゴザが延びる上に立つ「淡島社鳥居」。ここは妊婦の女性が這いながら通ることで、安産を祈願するという面白いお社だ。しかもくぐった先にあるのは、男性のシンボル⁈これ以上ズームの写真は載せられないので察して欲しい。

いつの時代も、安全なお産は大きな願い。ゲン担ぎとして通ってみてはいかが?

さらにお隣にあるのは少彦名神を御祭神とする「素婆俱羅社(そばくらしゃ)」。安産・病気平癒の神社だ。社殿の前には、安産のシンボルとされている「安産子宝犬」がいる。犬はお産が軽く、多産であることから安産の象徴なのだ。

田村神社の安産祈願で有名な「安産子宝犬」

女性の味方「布袋尊」で子宝・良縁・夫婦円満祈願!

田村神社の境内には、たくさんの「布袋尊(ほていそん)」がいらっしゃる。七福神の一人である布袋尊は、丸いお腹と笑顔が特徴的で、袋と杖を持っている姿が一般的だ。

田村神社の境内にある「迎え布袋尊」

裏参道側にある「お迎え布袋尊」

お迎え布袋尊の背後には、高く広く佇む大楠が。大楠のパワーとともに布袋尊の大きな優しさに触れられそうだ。

田村神社の裏参道にある大楠

布袋尊が持つ袋は、一般的に”堪忍袋”とも言われ、度量の大きさ・広さを表しているそう。夫婦生活に必要な心の余裕を与えてくれそうだ。その他布袋尊のご利益は「子宝」「良縁」「財運金運向上」など幅広い。

「子育布袋尊」の像もある。

田村神社の「子育布袋尊」

「子育布袋尊」は、さまざまな事情があって生まれてくることのなかった水子達が、布袋様に育てられて、幽世で健やかに暮らしていることを祈って建てられたそう。布袋尊はどこまでも優しく、さまざまな境遇の女性の心身に寄り添ってくれている。

田村神社の千本鳥居が魅惑的すぎる

千本鳥居と八咫烏(ヤタガラス)

とにかく鳥居の魅力がピカイチな田村神社。中でも、朱色の連鳥居の中に八咫烏(ヤタガラス)が佇む裏参道と、さぬき獅子が睨みを利かす北参道はインパクトがある。

裏参道にある八咫烏
裏参道にある八咫烏

北参道にあるさぬき獅子
北参道にあるさぬき獅子

鐘楼門の前にある鳥居は、龍神様をまつる神社らしい昇り龍の鳥居だ。左右対称に昇っていく二匹の龍神様に触れると運気も上昇しそうな気がする。

田村神社の楼閣門前にある鳥居

海軍少年飛行兵とは

予科練海軍飛行兵たちの慰霊碑

田村神社で大きなプロペラと二人の少年の銅像に出会った。これは「海軍少年飛行兵の碑」だ。プロペラは大東亜戦争で活躍した日本の戦闘機「零戦」のものらしい。

田村神社の「海軍少年飛行兵の碑」プロペラは大東亜戦争で活躍した日本の戦闘機「零戦」のもの。

その横には「若鷲の群像」がある。
祖国を守るために戦場へ向かっていった予科練海軍飛行兵たちの冥福と、平和を祈って、建立された石碑だ。

ここでは航空安全や、恒久平和などの祈りを捧げる人も多いらしい。

田村神社にある若き海軍少年二人の「若鷲の群像」

春にはこのあたりを桜の花が覆うそう。若くして散っていった少年たちの魂に寄り添っているように見える。

奥ポイント×2

こんなに見所が多い理由は

ところで、どうして田村神社にはこんなに多くの見所があるのだろうか?

田村神社の境内に沢山の見所ができたのはここ20年程のこと。
干支が好きだったという先代宮司の頃に、多くの干支の像ができたそう。その後も龍や八咫烏、ぐち聞きわらべなどのユニークな見所が次々と誕生していった。

田村神社にいる干支の動物たち
田村神社にいる干支の動物たち

ぐち聞きわらべ
ぐち聞きわらべ

どうしてこんなにたくさんの見所ができたのか。
そこには、ただお参りをするだけじゃなく「潜ったり」「投げたり」「触れたり」という作法を通して、神社をより身近に感じて欲しいとい思いが込められているそう。

田村神社の池田宮司は
「おすすめの見所やご利益は、参拝したその人が感じたことが答えなんです。我々の方から決めつけることはありません。人それぞれの心で好きなところを見つけて、ご利益を感じて欲しい。」
という想いを持っていらっしゃる。

田村神社の御朱印を解説

御朱印を読めばその神社のことがもっと分かるかもしれない。田村神社の御朱印には、どのような意味が込められているのだろうか。

ご創建から1300年以上も経つ田村神社は、讃岐国でもっとも古い神社で、もっとも格式の高い「一宮」でもある。御朱印にも一宮の文字が記されている。

田村神社の御神紋は皇室と縁があり日本の家紋でもある「五七の桐(ごしちのきり)」

御朱印には描かれていないが、田村神社の御神紋は「五七の桐(ごしちのきり)」だ。これは皇室との縁を表す紋。3枚の桐の葉の上に3つの桐花がある。中央には七つの桐花、左右には五つの桐花があるため「五七の桐」と呼ぶ。現在も日本政府の記者会見で使われる演台には、この「五七の桐」が描かれている。五七の桐は、日本国の家紋とも言える貴重な紋なのだ。
ちなみに、豊臣秀吉が用いた御紋は「五三の桐(ごさんのきり)」。五三は平民でも使うことができたが、五七は皇室のみが使うことができたのだ。五七と五三は似て非なるもの。間違わないよう気を付けよう。

今回は、讃岐国一宮「田村神社」を紹介した。
これだけ見所が多く、なかなか先に進めない神社は編集部も見たことがない。自分だけのお気に入りの神様や、何故だか心地よくなる参拝作法にきっと出会えるはず。

変わらない精神と、変わりゆく魅力が融合する聖地をぜひその目で見てみてほしい。

基本情報

神社名

田村神社 ~Tamura Jinja~

住所

〒761-8084 香川県高松市一宮町286
286, Ichinomiyacho, Takamatsu-shi, Kagawa, 761-8084, Japan

アクセス

高松琴平電鉄琴平線「一宮」駅より徒歩約10分
コトデンバス一宮バス停より徒歩約1分

HP

http://tamurajinja.com/

こんな方におすすめ

女子旅、写真好き、龍好き

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