生田神社 後編 ~森に残る伝説と意外な参拝スポット~

創建 西暦201年
御祭神 稚日女尊わかひるめのみこと
御神徳 生業守護、健康寿命、縁結び

若くみずみずしい女神を祀る生田神社。1800年以上の歴史の中で多くの災害を経験し、そのたびに美しく力強く立ちあがってきた姿は「よみがえり」の力を感じさせる。歴史が伝えている“いくたさん”の復活の痕跡から、いまを生きる私たちに伝えていることは何かを探っていく。

生田の森で自然に癒されよう

生命力あふれるご神木たち

生田神社の境内には、都会の喧噪を忘れてしまう森がある。御本殿の裏手にある「生田の森」だ。ここは、歴史の中で「源平合戦」の舞台になったり、戦争で焼け野原になったり、水害や震災にあったりと、多くの被害を受けてきた。しかし、緑はいまだに生い茂り、樹齢1000年ちかくある楠木は戦火にも負けず生き続けている。

「生田の森」の入り口

「生田の森」の入り口

ご神木の楠木たちが並ぶ

ご神木の楠木たちが並ぶ

安産祈願で有名な、神功皇后を祀った「生田森坐社(いくたのもりにいますやしろ)」

安産祈願で有名な、神功皇后を祀った「生田森坐社(いくたのもりにいますやしろ)」

川辺で行われる風情ある催し

森の中には川が流れており、4月には平安時代の貴族の歌会遊び「曲水の宴」が催される。また、3月にゲンジボタルの幼虫を放流し、初夏には1日限定で「ホタル観賞の夕べ」も開催されるようだ。
水におみくじを浮かべて占う「縁むすびの水占い」(300円)は女性たちの間で大人気。おみくじは授与所で先に手に入れよう。

生田の森に流れる川

生田の森に流れる川

縁結びの水占い

見どころがたくさんある「生田の森」。都会の真ん中で深い自然に包まれる貴重なスポットだ。

奥ポイントハートは魔除けのおくりもの

生田神社の社殿建築のいたるところに見られるハート型の彫り。縁結びの神社にハートマーク!ということでインスタグラムに投稿する人が増えている。しかしこのマークは、れっきとした神社建築様式のひとつなのだ。「猪目(イノメ)」というイノシシの目を模した型で、魔除けとして昔から使用されているものらしい。魔除けの猪目に囲まれてお参りすれば、悪縁を遠ざけより良縁に近づけるかも?!

拝殿の両端にも猪目のマークが

拝殿の両端にも猪目のマークが

朱色の柱を覗けば、かわいいハートが浮かび上がる

朱色の柱を覗けば、かわいいハートが浮かび上がる

奥ポイント×2お正月なのに門松がない?!

お正月と言えば、門松を飾るのが一般的だが、生田神社に門松は立たない。もっと言うなら境内にはいっさい松の木がないのだ。松の木がタブーの神社なのである。それは過去の水害の経験が関係しているようだ。
前編でも書いたように、生田神社は水害の影響で砂山の地から現在の場所へと遷ってきた。その時の水害で、周りにあった松の木が倒れてきて御社殿を傷付けてしまったらしい。そこから「生田神社に松を入れてはいけない」となったのだ。お正月は門松の代わりに、「杉盛り(すぎもり)」という飾りが立つようになっている。

杉盛り

杉盛り

人気のお守り

機織りの神様にちなんで、縁を結ぶ神社と言われている生田神社。恋愛、仕事、友達、すべてにおいて良縁が結ばれることを祈願する縁結び守が人気である。


結び守「たまき」(1,000円)
結び守「たまき」(1,000円)

縁結び守「たまき」(1,000円)

御朱印を解読

生田神社御朱印

人智の及ばない災害に幾度も見舞われながら、そのたびに力強く復興してきた生田神社。若くみずみずしい縁結びの女神様は、人々の力を結集させ何度も新しい息吹を送り込む力強い女神様でもあるのかもしれない。

基本情報

神社名

生田神社 ~ Ikuta Jinja ~

住所

〒650-0011 神戸市中央区下山手通1丁目2-1
1-2-1, Shimoyamatedori, Chuo-ku Kobe-shi, Hyogo, 650-0011, Japan

アクセス

JR三ノ宮駅、私鉄各線三宮駅より北へ徒歩10分

HP

https://ikutajinja.or.jp/

こんな方におすすめ

ご神木好き、歴史好き、縁結び

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